「健康のために1日1万歩を歩こう」とよくいわれます。
なぜ、1万歩なのでしょう?
カロリーとは人間が体を動かすのに必要な熱量(エネルギー)のこと。人間は食べ物によって栄養を摂取してエネルギーに変えています。
摂取したエネルギーと消費するエネルギーの、バランスが取れているうちは問題はありません。
でも現代の日本は「飽食の時代」といわれるくらい、食生活は昔にくらべて贅沢になりました。つまり、摂取エネルギーは多くなっているのです。
それにひきかえ、運動量はクルマの発達により歩くことだけ比べてもうんと減っています。
摂取エネルギーが増えたのに、消費するエネルギーは少なくなっているのが現代社会です。
体重や年令で差はありますが、人間が生きていくのに必要なエネルギー量は、1日平均約1,400キロカロリー。じっとしていて体温維持や心臓を動かすだけでもこれだけのカロリーを消費します。そして平均的な労働をして400キロカロリーの消費。合計1,800キロカロリーが消費されます。
ところが、日本人が1日に摂取する栄養は平均約2,100キロカロリー。

2,100-1,800=300キロカロリー=余剰エネルギー

この余剰エネルギーが肥満や糖尿病などの原因になります。
そこで、この300キロカロリー分を、歩くことで消費すればいいのです。
早足で歩くと1分間に100〜120歩。
ウォーキングの場合、およそ3,000歩(30分)で100キロカロリーが消費。
300キロカロリーを消費するには9,000歩。キリがよいので「1万歩を歩こう」ということなのです。1万歩を歩くには1時間20分前後、距離にして6〜7km です。
毎日の生活でこの運動量を消費すれば、摂取と消費のバランスが取れます。
心がけて歩くようにしましょう。
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